放射線測定器 サーベイメーターの種類
GM式
GMとは、「ガイガーミュラー計数管」の略です。
主に、物体表面の汚染を調べるのに使われます。
Model3007A&Model360
シンチレーション式
シンチレーション式では、放射線が当たると光を放つ性質を持つ「シンチレーター」を利用して測定します。
おもに、空間線量の測定に使われます。
また、比較的低い放射線量を測定できるので、野菜など食品の放射線量の測定にも使われます。
電離箱式
低い放射線量(1μSv/h未満)の測定には不向きですが、高い放射線量も測れるため、
原子力施設内でよく使われます。
今回の福島第一原発事故では、原発内のシンチレーション式カウンターが振りきれてしまったため、
電離箱式で測定されたそうです。
半導体式(個人線量計)
機器を小型化できる、個人の携帯に向いているなどの利点がありますが、感度はあまり高くありません。
個人の被爆量の測定などに使用されます。